口臭予防は口腔ケアで
舌苔の量は口臭の強さと比例する、
舌苔とは、舌の表面にある白い苔のようなものをいいます。
これは、口の中の細菌や、新陳代謝によってはがれた上皮細胞などが苔の表面に付着したものです。
口内洗浄を怠ったり、胃腸の調子が悪かったり、
口が渇いた状態が続くとできやすくなります。
通常は誰にでも多少の舌苔があり、完全に取り除く事は出来ません。
また、口腔内の細菌バランスを保つのに役立っているとも考えられており、
むやみに舌苔を取り除くのはやめておきましょう。
ただ、口臭の点からみると、多少の付着は問題ないものの、
舌苔が多くなればなるほど、口臭は発生しやすく、ニオイも増すといえます。
やはり、歯磨きだけでなく、定期的な舌の掃除も心がけ、口臭予防に努めたいものです。
■胃腸の働きを正常にして舌苔の増加を防ぐ
舌苔の増加にはいろいろな原因がありますが、
腸の機能低下が原因の場合は、蜂蜜ヨーグルトが効果的です。
まず、ハチミツに含まれるグルコン酸が腸内の善玉菌を増やします。
さらに、ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌とあいまって、腸内バランスを整えてくれるのです。
胃の機能低下には、ハチミツレモン水によるうがいがおすすめです。
グルコン酸の殺菌作用が舌苔を退治してくれます。舌苔の掃除や口の中のケアだけでなく、
胃腸の働きを正常化させて舌苔の増加を防ぎ、口臭の予防につながるわけです。
なお、ハチミツ100%の飴を舌の上で転がすだけでも、舌苔退治に効果があります。
■舌苔の掃除は専用のクリーナーで
舌苔の掃除は、週に1回を目安にしましょう。
舌の表面には味覚を感知する味蕾というデリケートな器官があります。
あまり頻繁に掃除していると、味蕾の細胞が破壊されて味覚障害を起こす危険性があります。
味覚障害とは、味がわからなくなってしまう病気です。
舌のケアは、歯ブラシでは刺激が強すぎるので、
専用の下クリーナーや、
ガーゼやタオル地のハンカチを指に巻きつけてやさしくこするなどするのが適切でしょう。
■歯間ケア用具の併用で歯垢除去率アップ
口の中のケアには、歯ブラシだけではなく、
デンタルフロスや歯間ブラシとの併用がおすすめです。
歯垢や歯石がたまりやすいのは、歯と歯茎の間や歯と歯の間、歯並びの悪い部分、
ブリッジの周辺などですが、これらの部分を歯ブラシだけできれいにするのは難しいからです。
デンタルフロスは、糸用事とも呼ばれているもので、
ナイロンや絹でできた糸を歯の間に通し、歯垢や食べカスを取る用具です。
歯間ブラシは、針金の先に円すい形や円柱形の小さなブラシが付いたもので、
ブリッジなど汚れを落としにくいところのケアに役立ちます。
ただ、自分の歯の状態に合ったブラシを選ばないと、歯肉を傷つけることもあるようです。
使いはじめは歯科で、サイズや使い方を教えてもらうほうがいいでしょう。